独立行政法人 日本芸術文化振興会

携帯電話から国立劇場チケットセンターホームページはご覧いただけませんのでご了承ください。チケットの購入についてはこちらをご覧ください。


トピックス

【千駄ヶ谷だより】上演直前!<演出の様々な形>

いよいよ来週に迫った今年の「演出の様々な形」(10月20日定例公演)。
能「養老 水波之伝」に主演する武田尚浩氏に見どころと意気込みを伺いました。



−「養老」を演じられたのは何度目ですか
「養老」を演じたのは過去4度で、通常(小書がつかない)の上演が2度ですので、「水波之伝」も2度、今回が5度目です。平成元年に初めて演じた時の観世宗家(先代・観世左近元正宗家)のお稽古が最も印象に残っていますので、今回もその教えを思い返して演じます。

−演じる上での難しい点は
「養老」では、前シテの老人が杖をついて登場しますが、まず杖の扱いが難しい。老人だから杖をつくのですが、あまりに老人らしくなっては脇能のシテに見えません。また、一度舞台に置いた杖を再び持つので置き方にも注意が必要です。さらに今回の「水波之伝」では、曲の途中で杖を持った特別な型があるので、なお一層気を遣います。

−今回の小書演出について
「水波之伝」では、間狂言がなくなり、後ツレ(楊柳観音)が登場します。後シテ(山神)の舞事や扮装が変わるだけでなく、前ツレ(男)の扮装や小道具、中入の際の退場の仕方、後シテの謡いながらの登場や滝を見る特殊な型など、沢山あります。今回の「演出の様々な形」という企画にはぴったりの作品だと思います。

−一番の見どころを教えてください
やはり後シテの[神舞]です。動きが速いので大変ですが、ただ速いだけでなく、清々しさや神々しさが表れるように意識します。お客様にはそれを感じて帰っていただけると嬉しいですね。


 後シテで使用する「三日月」の面


 製作途中の芍薬輪冠(しゃくやくわかんむり)

今回の「水波之伝」だけに使用する、後シテ着用の冠(芍薬輪冠)を新たに製作されているとのことで、製作途中の状態を見せていただきました。尚浩氏の長男祥照氏と次男崇史氏の手作りです。今回の舞台が初披露ですので、そちらもお見逃しなく。


【公演情報】
◎演出の様々な形
10月20日(金)午後6時30分開演 <好評発売中!>
狂言「御茶の水」(大蔵流)・能「養老 水波之伝」(観世流)
10月公演の詳細はこちら
 
能「養老」は、異なる演出で10月と11月に上演します。
どちらもお見逃しなく!

11月17日(金)午後6時30分開演 <好評発売中!>
狂言「水汲」(和泉流)・能「養老 薬水」(金春流)
11月公演の詳細はこちら
 




国立劇場
国立演芸場
国立能楽堂
国立文楽劇場
伝統芸能情報館

English
日本芸術文化振興会について
ご意見
各種お問い合わせ先
よくある質問
サイトマップ

プライバシーポリシー
このサイトについて
個人情報保護方針
ソーシャルメディア運用方針
(C) Japan Arts Council